暖かい季節になってきまして、外での撮影も心地良いものになってきました。
今回は料理雑誌の撮影で山梨をテーマに料理撮影へ行ってきました。今回の山梨のテーマは「ほうとう」「桃」「巨峰」です。
ほうとうは作業行程も撮影させて頂いたのですが、麺を入れてから15分以上も茹で上げるのです。こちら側からして見てると、取材の対応で麺を引き上げるタイミングを忘れているのではないかと心配する程だったのですが、それでも丁度良い麺の堅さに仕上がっておりました。
外光が入る昔ながらの良い雰囲気のあるお店でしたので、その雰囲気を活かしてほうとうの料理撮影をしました。器やテーブルの木のぬくもりと傷が、ほうとうの味を染み込ませているようにも感じます。これが綺麗で傷もないプラスチックのテーブルと器なら、また感じる味も変わってくるのでしょうか。
またほうとうは山梨の一般家庭でも寒い冬を乗り越えるのに欠かせない料理だそうです。
桃と巨峰は残念ながら収穫の時期と違ったのですが、農家さんの桃の花を間近で見させて頂く事が出来ました。桃の花は桜の花以上に濃いピンクで凄く綺麗でした。山を背景に咲くピンク色の花一面の風景はとても綺麗です。
そしてこちらは巨峰になる前のつぼみ?花です。
改めて農家さんの作業行程や苦労話を聞いていると、スーパーに当たり前のように並んでる食材の見方も変わってきますね。